太陽光の紫外線や熱、雨、雪、霜など直接受ける厳しい環境にある屋根は、特に耐久性が高く、屋根の素材に応じた適切な塗料を使用します。屋根材には大きく分けて、
新屋根材(カラーベスト、コロニアル等)、
セメント系瓦(セメント瓦、スレート瓦)、トタン屋根の3種類があります。
新屋根材やセメント系瓦は、新設時に工場で水性塗料が塗装されています。塗り替えの際にはこれらの塗膜に悪影響を与えない水性塗料または弱溶剤型塗料で塗装します。
風化が激しい屋根材や塗膜のハガレや荒れ、欠損の多い場合には、弱溶剤型塗料をお選びください。
屋根は外壁と比べて劣化スピードが3倍です。そのため耐候性の良い塗料の選択が大切です。
アクリル樹脂→ウレタン樹脂→シリコン樹脂の順で耐候性が良くなります。
アクリル樹脂による塗装は、5年ほどで下地が出ることもあります。
高圧洗浄をし、十分乾燥させてから塗装します。トタン屋根においては、さびはワイヤーブラシ
サンドペーパーなどで入念に除去し、藻や汚れがひどい場合は高圧洗浄をします。
旧塗膜が水性塗料の場合は、溶剤塗料の使用によりちぢみの症状がでることもあります。
塗膜が綺麗に残っている屋根は水性、劣化が激しい屋根は溶剤系の塗料を選択。
メーカーの用途、適用下地、仕様に沿って、正しい施工を行います。
最近、よく叫ばれているヒートアイランド現象の原因となる屋上(屋根部)の温度上昇による蓄積が、冷暖房費の負担、住宅への負担が大きくなっています。
当社では、ヒートアイランド対策、住宅負担の軽減、冷暖房費の負担軽減に「遮熱塗料による屋根塗装」を行なっております。
遮熱塗料は、外気の温度30℃以上のとき、屋根の温度を10~15℃も下げることが出来ます。特殊な顔料を配合した遮熱塗料で環境に優しく、住宅を守ります。
・遮熱効果に優れている
特殊な顔料により、熱の源である赤外線を反射して熱の蓄積を抑制し、表面温度を下げます。
・耐久性に優れ、汚れにくい
当社の遮熱塗料は、2液型のポリウレタン樹脂と変性樹脂を採用しているので汚れにくく、
優れた耐久性を発揮します。
・防カビ・防藻性
水溶成分を含んでないので優れた防カビ・防藻性を発揮します。
種類 | 取扱いメーカー |
アクリル樹脂 ウレタン樹脂 シリコン樹脂 フッ素樹脂 その他 |
日本ペイント 関西ペイント エスケー化研 |
断熱塗料 (ドリームコート) |
関西ペイント |
当社では、屋根全般の塗装はもちろん、遮熱塗料による屋根塗装のご相談・診断を無料で行なっています。
どうぞお気軽にご相談下さい。